
収入を増やしたいけど、どこから手をつければいいのかわかりません。
この記事でわかること
- 経済的な余裕と収入の額は別物だという理由
- 余裕がない人が無意識にやっていること
- 余裕を生み出すための思考の作り方
「もっとお金があれば余裕が持てるのに」と思ったことはありませんか。
実は、経済的な余裕はお金の量だけでは決まりません。同じ収入でも、余裕を感じている人とそうでない人がいる。その違いはどこから来るのか。今日はその本質を話していきます。
お金の話というのは、単なる数字の話ではなく、思考の話なんです。収入を増やす前に、まず考え方を変えることが必要だと僕は思っています。
① 安定を求めて鉄道会社へ、でも「余裕」がなかった
まず、僕自身の話をさせてください。
僕は某鉄道会社に約11年間勤めていました。大手の会社で、毎月決まった給料が入ってきて、ボーナスもある。僕が入った会社に限って言えば、客観的に見ればまったく問題のない安定した環境でした。でも、僕はその間ずっと「余裕がない」という感覚を抱えていました。
なぜか。それは、「この仕事をずっと続けるしかない」という思い込みの中で生きていたからです。収入はあるのに、選択肢がないと感じていた。何かあったとき、この仕事以外に自分を支える手段がない——その不安が、常に頭のどこかにありました。
その後、ペンション経営に携わる機会がありました。収入は不安定で、毎月どうなるかわからない。でもそのときのほうが、不思議と「余裕がある」と感じる瞬間が多かったんです。選択肢を自分で持っているという感覚、それが余裕の本質だと気づきました。



余裕は収入の多さじゃなく、選択肢の多さから来るんだと気づきました。
経済的余裕がある人とない人を分ける7つの視点
- 経済的な余裕とはお金の額じゃない
- 余裕がない人の思考パターン
- 余裕がある人がやっていること
- 支出との向き合い方の違い
- 余裕を生み出す考え方
- 収入より先にやるべきこと
- 余裕は連鎖する
② 経済的な余裕とはお金の額ではない
経済的な余裕とは何か、まずここを整理しておきたいです。
月収100万円でも毎月カツカツだという人がいます。月収30万円でも毎月少し貯金できて、ゆとりを感じている人がいます。この差はどこから来るかというと、収入と支出のバランス、そして「お金に対する不安」の大きさから来ています。
余裕がない人の共通点
収入が増えると支出も増えるというパターンを繰り返しています。給料が上がったら生活水準も上げてしまう。収入が増えても、常に「足りない」という感覚が続くんです。
本当の意味での経済的な余裕とは、「もしものときに対応できる力がある」という感覚です。収入が多くても、その感覚がなければ余裕は生まれません。逆に収入が少なくても、「自分には選択肢がある」と思えれば、余裕は感じられます。
③ 余裕がない人が無意識にやっていること
余裕がない人には、無意識にやっていることがいくつかあります。
一つは、「今だけ」の視点で消費することです。目の前の欲求を満たすことを優先して、将来への備えが後回しになる。「今月は特別だから」という言い訳が続いて、気がつけば蓄えがない状態が続きます。
余裕がない人がやりがちな3つのこと
①収入が増えたら支出も増やす
②お金のことを考えるのを避ける
③収入を増やすことだけを考え、支出の見直しをしない
お金のことを考えるのが嫌で避けてしまうのも、余裕がない人の特徴です。向き合わないから、実態が把握できない。把握できないから、対処もできない。不安だけが大きくなっていくというサイクルに入っていきます。
④ 余裕がある人がやっていること
一方、経済的な余裕がある人は何をしているかというと、まずお金の流れを把握していることが多いです。毎月どのくらい入ってきて、何にどのくらい使っているか。それを知っているだけで、無駄な出費に気づきやすくなります。
余裕がある人がやっていること
① 把握お金の流れを定期的に確認している
② 先取り給料が入ったらまず貯蓄・投資分を先に分ける 残ったお金で生活する逆算思考
③ 視点長期的な目線でお金を見ている
また、余裕がある人は「使うお金」と「残すお金」を意識的に分けています。全部使い切っていいお金と、手をつけないお金を最初から分けておく。これだけで、月末のドキドキ感が大きく変わります。
⑤ 支出との向き合い方を変える



収入を増やす前に、まず支出を見直すべきってことですか?



はい。収入が増えても使い方が変わらなければ状況は変わりません。まず支出を知ることです。
支出を見直すというのは、節約を強いることではありません。「何のために使っているか」を把握することです。自分が本当に価値を感じているものに使えているか。なんとなく惰性で払い続けているものはないか。
お金の使い方は、価値観の表れ
何にお金を使っているかを見ると、自分が何を大切にしているかがわかります。
使い方を変えることは、生き方を変えることとつながっています。
支出を把握することは、自己理解とも深くつながっています。なんとなく使い続けているものを棚卸しするだけで、気持ちが整理されることも多いんです。
⑥ 収入より先にやるべきこと
収入を増やすことを考える前に、まずやるべきことがあります。それは「今の収入で余裕を感じる仕組みをつくること」です。
今の収入でコントロールできていない人が、収入が増えても同じことを繰り返します。使える金額が増えるだけで、やることは変わらないからです。
収入を増やす前にやること
STEP 1今月の支出を書き出す
STEP 2「必要なもの」「好きなもの」「なんとなくのもの」に分類する
STEP 3「なんとなく」を減らし、その分を先に残す これだけで余裕の感覚が変わります
⑦ 余裕は連鎖する
経済的な余裕が生まれると、面白いことが起きます。余裕が連鎖していくんです。
お金の不安が減ると、思考にゆとりが生まれます。思考にゆとりがあると、長期的な視点で物事を考えられるようになります。長期的な視点で考えると、より良い判断ができるようになる。より良い判断が、良い結果につながっていく。
反対に、お金の不安が大きいと、思考が短期的になります。今月をどう乗り切るかだけを考えるようになる。長期的な投資や準備が後回しになって、結果として状況が改善されないまま時間が過ぎていく。
小さな余裕を作ることが、大きな余裕への入り口になります。最初から完璧を目指さなくていい。まず今月の支出を把握するだけでも、気持ちが変わってきます。
あなたはいくつ当てはまりますか?
まとめ:余裕はお金の量ではなく、思考の作り方から生まれる
今日の話をまとめます。
経済的な余裕は収入の多さで決まるのではなく、お金との向き合い方と思考のクセで決まります。余裕がない人は収入が増えても状況は変わりません。まず今の収入でコントロールする力をつけることが先決です。
支出を把握し、価値観に沿ったお金の使い方を意識することで、小さな余裕が生まれます。その余裕が思考を変え、行動を変え、結果を変えていきます。
この記事のポイント
- 経済的な余裕は収入の額ではなく、選択肢の多さから来る
- 収入が増えても使い方が変わらなければ状況は変わらない
- 支出を把握することが余裕を作る最初のステップ
- お金の使い方は自分の価値観を映している
- 小さな余裕が思考にゆとりを生み、行動の質を高める



まず今月の支出を書き出すことから始めてみてください。それだけでお金との向き合い方が変わります。









