
やりたいこととやるべきことが混ざってしまって、何が自分の本音なのかわからなくなっています。本音がわかれば変わると言うけど、そもそもどうすれば本音に気づけますか?
本音がわからないのは、自分が正直じゃないからではありません。「本音」と「建前」と「思い込み」が長年混ざり合って、どれが本当の自分の声かが見えにくくなっているだけです。
でも、本音は消えていません。ただ、奥の方に押し込められているだけです。そして、本音がわかった瞬間に「行動が変わる」という体験をした人は多い。今回は、その仕組みと本音の見つけ方について話します。
この記事でわかること
- 「本音がわからない」状態が生まれる理由
- 本音・建前・思い込みの違い
- 本音がわかると行動が変わる理由(仕組み)
- 自分の本音を見つける具体的な方法
- 本音に気づいたあと、どう動き始めるか
「本音がわからない」状態はなぜ生まれるのか
「自分が本当に何をしたいのかわからない」という状態は、珍しいことではありません。むしろ、真剣に生きてきた人ほど陥りやすい状態です。
「本音がわからない」状態が生まれる3つの原因
- 長年「やるべきこと」を優先してきた……本音より義務を優先する習慣が続くと、本音の声が小さくなっていく。
- 他者の期待に応え続けてきた……「親・会社・社会に期待されること」を実行し続けると、自分の望みと他者の期待の区別がつきにくくなる。
- 本音を言うと傷ついた経験がある……過去に正直に言って否定された・笑われた経験があると、本音を出すことを無意識に避けるようになる。
本音が「ない」のではありません。本音を出すことを、長い時間をかけて「やめてきた」結果、見えにくくなっているのです。だから、取り戻せます。
本音・建前・思い込みの違い
「本音がわからない」状態を整理するために、まず3つを区別することが必要です。
混同しやすい3つの「声」
本音自分が本当に感じていること・したいこと
他者の目がなく、評価もなく、義務もない状態で浮かぶ欲求・感情・望み。「これが自分だ」という感覚を伴うことが多い。
建前場の期待・役割に合わせた言動
「こう言った方がいい・こうあるべき」という文脈から生まれる言葉や行動。本音の反対ではなく、本音を表に出さない状態。
思い込み「自分はこういう人間だ」という固定観念
過去の経験・他者の評価・社会のルールが染み込んで「本音」と区別がつきにくくなったもの。「自分には無理」「自分はそういうタイプじゃない」という声がこれにあたることが多い。
多くの場合、「本音だと思っていたものが実は思い込みだった」というケースが最も多い。「自分はそんな大それたことを望んでいない」という声が、本当に本音なのか、それとも諦めの思い込みなのか——これを区別することが、本音に近づく第一歩です。



「自分には向いていない」と思っていたことが、実は諦めから来ていた可能性があるんですね。本音と思い込みを区別するって、どうすればできますか?



一番シンプルな方法は「もし絶対に成功するとわかっていたら、それでもやりたいか」と問うことです。思い込みは「失敗への恐れ」を含んでいるので、この問いで剥がれやすくなります。
本音がわかると行動が変わる理由
「本音がわかると行動が変わる」のは、なぜでしょうか。感情論ではなく、仕組みとして説明できます。
本音がわからない状態での行動
「やるべきだから」「期待されているから」「周りがやっているから」を動機に動く。エネルギーが続きにくく、途中で止まりやすい。何をやっても「本当にこれでいいのか」という迷いが消えない。
本音がわかった状態での行動
「自分がそうしたいから」を動機に動く。疲れても戻ってきやすい。選択に迷いが少なくなる。「なぜやっているのか」が明確なので、困難なときも続けやすい。
行動のエネルギー源が「外からの義務」か「内側からの欲求」かの違いです。外からのエネルギーは枯渇しやすく、内側からのエネルギーは補充される。本音を動機にした行動が続きやすいのは、このためです。
WAKAが本音を取り戻した話
私自身、長い間「本音」と「義務感」を混同していた時期がありました。
📝 WAKAの体験談
会社員として働いていた頃、「安定した仕事を続けること」が自分の本音だと思っていました。でも、あるとき「もし今の仕事が明日なくなったとして、悲しいか?」と問いかけたとき、悲しくないと気づいた。「続けるべきだと思っていたけど、したかったわけじゃなかった」——その瞬間に、自分がずっと建前で動いていたことがわかった。本音を認めた後、モード学園に通うという選択が生まれた。行動の理由が「したい」に変わったとき、同じ努力でも疲れ方が違った。本音を知ることは、動くためのエンジンを見つけることだと今は思っています。
本音を知ることは「大きな決断をすること」ではありません。「自分は何に動かされているのか」を正直に確認すること。それだけで、日常の選択の質が変わっていきます。
自分の本音を見つける具体的な方法
本音は探すというより「聞こえるようにする」ものです。以下の方法を試してみてください。
本音を引き出す3つの問いかけ
①「もし絶対に成功するとしたら、何をしたいか」
②「誰にも見られなくていいなら、何をしているか」
③「お金も時間も心配ないなら、今日何をするか」
この3つの問いに共通しているのは「外部の評価・リスク・制約を取り除いた状態で問う」ことです。思い込みや建前は「失敗への恐怖」や「他者の目」と結びついているため、それを外した問いを立てることで、本音が浮かびやすくなります。
本音に気づいたあと、どう動き始めるか
本音がわかっても、「でも現実的には無理だ」と感じることがあります。それは正常な反応です。大切なのは「本音を知ったあとで、何か一つだけ試してみること」です。
今の自分に、本音を問いかけてみてください
まとめ
本音がわからないのは、弱さでも鈍さでもありません。長年「やるべきこと」を優先してきた結果、本音の声が小さくなっているだけです。
本音に気づいた瞬間から、行動の質が変わります。大きな決断は後でいい。まず「自分は何を本当に望んでいるか」を正直に問いかけることから始めてみてください。



本音は必ずあります。ただ、聞こえにくくなっているだけ。一緒に掘り起こしていきましょう。もっと深く話したい方は、LINEで話しかけてみてください。









