
「やりたいことが多すぎて、何から始めればいいかわからない。今やることと後でやることの区別がつかないんです」
「やりたいことはたくさんある。でも、どれも今すぐやろうとしてしまう。」
そんな状態で頭が混乱したことはありませんか?
全部今すぐやろうとするから、何もうまく進まなくなるんです。
副業を始めようとしたとき、私は同時にブログ・YouTube・SNS・勉強と全部手をつけようとしていました。結果、すべてが中途半端になって、半年後もほぼゼロのまま。自分の努力が足りないせいだと思っていましたが、そうではなかったんです。
「やりたいことを全部今やろうとしない」と決めたとき、初めて物事が動き始めました。
この記事では、「あとからやる」という発想がなぜ大切で、どう実践すればいいかを解説します。「やりたいことを諦めずに、全部を叶えていく順番の決め方」をお伝えします。
この記事でわかること
- 全部同時にやろうとするとなぜうまくいかないのか
- 「今やること」と「あとでやること」の正しい分け方
- やりたいことを手放さずに前進する思考法
全部今すぐやろうとすると何が起きるか
やりたいことがある。でも時間も体力も有限です。それでも「全部今やろう」とした結果、どうなるか。
分散すると何が起きるか
集中力が分散するため、どれも深まらない。成果が出ないから「やっぱり自分には無理か」と思い込む。疲弊して全部やめてしまう悪循環に入る。
これはやりたいことが多すぎるせいではなく、優先順位をつけずに全部を「今のタスク」にしてしまうことが原因です。
脳はマルチタスクが苦手です。複数のことを同時に考え続けると、認知的な負荷が高まり、どれに対しても集中できなくなります。結果として、エネルギーを使った割に何も進まない状態が生まれます。スマホを複数のアプリで使い続けるとバッテリーが切れるのと同じです。人間のエネルギーも、使い方を間違えると消耗するだけで何も残りません。
「やりたいことがたくさんある自分はダメだ」と責める必要はありません。問題はやりたいことの数ではなく、それを全部「今すぐ」にしてしまう思考のクセにあります。そのクセに気づくだけで、動き方はがらっと変わります。



「全部やろうとして全部できなかった経験、一度はあるんじゃないかと思います。私も同じでした。」
「今やること」と「あとでやること」を分ける
ここで大切な考え方があります。やりたいことは「捨てる」のではなく、「今」と「あと」に分けるということです。
「あとでやる」はあきらめではありません。時期を決めて保留することです。
ポイントは、やりたいことをリストに書き出して「見える化」すること。頭の中に抱えたままにしていると、それだけで脳のリソースを使い続けます。書き出した瞬間、脳は「忘れていいもの」として処理できるようになります。
「あと」に回したことは消えるわけではありません。リストに書いてあるから安心できる。その安心感が、今のことに集中できる余白を生み出します。やりたいことを大切にするためにこそ、「今やること」を絞る必要があるんです。
📝 WAKAの体験談
副業を始めた当初、私はブログ・YouTube・SNS・電子書籍を全部同時にやろうとしていました。全部メモに書き出して「今期はブログ一本」と決めた瞬間、頭がスッと楽になりました。他のことが「捨てた」のではなく「ちゃんと後でやる」として置かれた感覚です。その後ブログが軌道に乗り、YouTubeに移行しました。



「全部メモに書き出してリスト化した瞬間に、頭の中がスッと軽くなる。あの感覚はやった人にしかわからない。」
「今やること」を絞り込む3つの問いかけ
では、どうやって「今やること」を決めればいいのか。3つの問いで判断すると、頭が迷わずに決められます。
「今しかできない理由」がないなら、それは後回しで構いません。
この3つの問いはシンプルですが、頭の中で「なんとなく全部やらないといけない」と思っているときに一番効きます。問いに答えていくだけで、自然と「今は違うな」と気づけることが多い。迷いが行動を止めているとき、判断基準を持っているかどうかが大きな差になります。
焦りから動くのではなく、今に必要なものを選んで動く。この違いが、長期的な積み上げに大きく影響します。同じ1時間を使っても、迷いながら動く1時間と、確信を持って動く1時間とでは、積み上がるものがまったく違ってきます。
この3つの問いかけを月に一度使う習慣をつけるだけで、気がついたらやりたいことが一つずつ実現していきます。「今やること」が変わっていい。状況が変われば、優先順位も変わって当然です。大切なのは、そのたびに立ち止まって問い直せることです。完璧な計画より、問い続ける習慣の方が、長い目で見てずっと強い。
「あとでやる」を機能させるための仕組み
「あとでやる」と決めても、忘れてしまったり、結局ずっと後回しにしてしまうことがあります。そうならないための仕組みが必要です。
リストに書き出す
頭から切り離して「見える場所」に置く。ノート・Notion・付箋でOK
「次のタイミング」を書く
「ブログが月3万になったら始める」のように条件を設定する
定期的に見直す
月1回でいい。リストを見直して「今始めるべきか」を判断する
「あとで」が機能するのは、リストに書かれているときだけです。頭の中に置いておくとただの不安になります。
特に大事なのは「次のタイミング」を設定することです。「いつかやろう」ではなく「〇〇になったら始める」という条件を書いておく。それだけで、「あとで」が漠然とした先送りではなく、計画された未来のタスクになります。見直しの習慣と合わせることで、やりたいことが確実に前進し続けます。
「あとでやる」リストは、夢のリストでもあります。今すぐはできないけれど、いつかやりたいことが並んでいる。そのリストを月に一度見返すとき、「そろそろこれを始めてもいいかもしれない」と感じる瞬間が来ます。焦って全部を今やろうとしていたときには気づけなかったタイミングが、落ち着いて向き合うことで見えてくるんです。
WAKAが「あとでやる」で救われた体験
私はペンション経営と副業を同時に始めようとした時期がありました。
📝 WAKAの体験談
宿の運営・ブログ執筆・集客SNS・YouTube撮影を同時に進めようとして、どれも中途半端な状態になっていたことがあります。「今は宿の運営を最優先にする。副業は宿の仕組みができてから」と決めたことで、ようやく宿が安定しました。「あとでやる」と決めた副業は、その後きちんと始めることができました。どちらも諦めるんじゃなくて、順番に取り組むことが大事だったんです。
「あとでやる」と決めた日から、宿のことに全力を注げるようになりました。頭の中で「副業もやらないといけない」という声が消えた分だけ、目の前の仕事に集中できたんです。「後で」と決めたことが、頭の外に置かれた感覚。その余白が、今やることの質を上げてくれました。
結果として、宿も副業も、どちらも形にできた。あのとき「順番に」と決めたことが、すべてのスタートだったと思っています。焦らず、急がず、今の自分が動かせることだけに集中する。その判断を続けてきたから、今があります。



「両方やろうとして両方中途半端になるより、一つを仕上げてから次に進む。その方が結果的に全部叶う。」
「全部今やる人」と「順番に動く人」の差
同じやりたいことがある2人が、1年後にどうなっているか。
全部今やる人
エネルギーが分散。どれも中途半端。疲弊して続かなくなる。何も積み上がらない
順番に動く人
一つに集中。成果が出る。次のことを始める余白ができる。着実に積み上がっていく
成果が出るのは、量ではなく集中度です。一点突破でしか積み上がりません。
「全部やれる人はすごい」という思い込みは手放してください。本当に結果を出している人ほど、「今やること」を絞っています。やりたいことを大切にするからこそ、今は一つに絞る。その判断力こそが、長期的な成果を生む力です。
よく「自分には意志力がないから続かない」という人がいます。でも、意志力の問題ではないことがほとんどです。同時にやろうとしすぎているから疲れる。絞れば、意志力に頼らなくても続けられます。仕組みを作ることが、継続のカギです。
「あれもこれも」から「これだけ」に切り替えた人の変化は驚くほど早い。同じ人間が、同じ時間の中で動いているのに、集中した途端に成果のスピードが変わります。環境や才能の問題ではなく、エネルギーの使い方の問題です。今日から変えられます。
「今やること」を決めるチェックリスト
まとめ:やりたいことを大切にするために「あとで」を使う
全部今すぐやろうとすることは、全部を中途半端にする選択です。
やりたいことが多いのはいいことです。でも、それを一度に全部動かそうとすることと、一つずつ丁寧に動かすことは全然違います。「あとでやる」は諦めではなく、やりたいことを守るための戦略です。
今日、自分の「今やること」と「あとでやること」を一度書き出してみてください。それだけで、頭の中が整理されて、今日の動き方が変わってきます。
完璧にリストを作る必要はありません。紙に書き出すだけでいい。5分もあればできます。「今期はこれ一本」と決めたとき、あなたのエネルギーが一点に集まります。その集中が、今まで感じたことのないスピードで物事を前進させてくれます。やりたいことが多いあなたには、その力が必ずあります。まず今日、書き出すところから始めてみてください。小さな一歩が、大きな変化につながります。
「あとでやる」という選択は、弱さではありません。今の自分を知り、今に何が必要かを判断できる強さです。焦らず、でも着実に。自分のペースで、やりたいことを一つひとつ現実にしていきましょう。あなたのやりたいことは、消えていない。ただ、順番待ちをしているだけです。



「やりたいことは全部できる。ただし、順番に。私はそう信じて動いてきました。」









